障害をお持ちの方のお住まい事情とは?

こんにちは。(株)すまいるの高橋です。
今日は障害をお持ちの方のお住まい事情をお話ししたいと思います。

一般的に生活の根幹である「住まい」はご自身やご家族が不動産を所有していない場合は
賃料を支払う、いわゆる「賃貸住宅」にご入居頂く方が多いです。

ご入居頂く際には、万が一賃料が支払えなくなった場合や支払いが遅延してしまう事態に備えて
以前であればご負担を肩代わりしてもらう「連帯保証人」を設定することも可能な ケースもありましたが、
最近は家賃保証会社への加入を求められます。

家賃保証会社は賃貸人様と賃借人様の間で発生する賃料が万が一滞った場合などに一旦立て替え払いをしてくれますが、この「家賃保証会社」に加入する際には保証料を支払い、
「審査」に通過することが必要になります。

この「審査」の基準は非公開ですが、賃料をしっかり支払い続けることができる安定した収入があること、もしくは定職についていることが必要になります。

この審査に通過することができなければ入居のお申込みを頂く事さえできません。

また、建物を貸し出すオーナーの立場からは「極力トラブルがない人」に入居してほしい、という考えが根強くあり、表向きは「差別をしてはいけない」ことにはなっていますが、

孤独死の心配があるご高齢の方のお一人暮らし、言葉や習慣の違いがある国籍の違う方、

バリアフリーが進んでいない住居では障害をお持ちの方、等はお申し込みの時点で

入居をお断りされるケースが後を絶ちません。

すなわち、定職に就くことが難しく、何らかの障がいをお持ちの方などは賃貸住宅に入居することが限りなく難しいことが現状です。

そのようなお一人暮らしに不安がある方にお勧めしたい形態に「グループホーム」が あります。

次回はグループホームについてお話ししたいと思います。





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