第90回ばんぜんの会を開催しました。

第90回ばんぜんの会を開催しました。

2月21日は、第90回ばんぜんの会でした。
始めてご参加の方で、障がいをお持ちのお子さんがおられるということで、その方のお話しを中心に障害福祉に関する意見交換・情報交換をしました。
以下、会議の要約です。

<初参加の方の自己紹介>

高齢者向けの食事を施設で作って提供するサービスをしていたが、弁当の配食サービスに切替中。個人宅に弁当を届けることを想定していたが、施設に届けるニーズもある。配食を障がい者の仕事としてやってもらうことを考えている。自分の事業ではなく就労継続支援事業所に委託する形をとりたい。二人の子のうち29歳の長女が精神の3級なのもあり、自分でグループホームをやろうと思ってFCやコンサルの話を聞いたこともある。

<相談支援センターについて>

  • 相談支援センターに子供のことを相談している。相談支援センターは役所がやっている。
  • 相談支援事業所(介護保険法でいうケアプランセンター)とは異なる。
  • 相談支援センターは、就ポツ(障害者就業・生活支援センター)とも異なる。
  • 娘のことで相談支援センターに相談に行った。女性は難しい。訪問看護のサービスを使い、その後、就労継続支援に移行しては、という回答だった。
  • 包括支援センターに近い存在なのは就ポツだと思っていたが、聞いてみたら相談センターの方が近いかも。
  • 当事者や支援者でも就ポツのことを知らない人は多い。
  • 就ポツは、職員次第。相談中に職員に居眠りをされたことがある。

<障害年金の話>

  • 就A+障害年金で生活が成り立っているケースは多い。
  • 収入があるのに年金がもらえるのか?
  • これからは厳しくなっていくだろう。

<事業の話>

  • FCの人は、まずグループホームを始めてから就継をするのが良いと言う。コンサルは、先に就継だと言う。
  • まず仕事を作り、就継を経てグループホームに行くのが良い。順番は大事。自殺などの事故が起こるのは怖い。
  • 就継とグループホームをセットにせよとよく言われる。
  • セットありきで始めるのは賛同できない。その就継に来る人全員がグループホームに入るとは限らないし、能力や特性に一定の方向性が必要だから。
  • 自分の娘は、仕事に行けたり行けなかったりする。起こしてくれたら行けるというときもある。人によっては1時間くらいで帰ってきてしまうこともある。そんな特性に対応できる事業所があってほしい。
  • 知り合いがやっているグループホームは、仕事を休んだ人のために日中も人を置いている。
  • それだと赤字になるのでは。
  • 管理者兼サビ管を事業主が無報酬でやり、日中滞在することで対応しているのではないか。
  • 息子に障害がある。国の支援事業はいつまで続くのかわからない。制度以外の収益事業を考えないといけない。
  • 知り合いがFBに、12月開所の(恐らく就継)事業所に勤めているが、現在利用者0人。利用者にやってもらうつもりだった内職を職員6人でやっている、辞めたいという内容の投稿をしていた。
  • 10分来てくれたら日当払うという事業者がいる。
  • ポータルサイトで「昼御飯だけでも食べに来てよ」とうたっている就継Bがある、おかしいことしているという自覚がないのだろう。
  • それらは違反ではないのか?
  • 10分から始めるという、障がい者の能力に合わせた対応だと説明するだろう。しかし言い訳に過ぎない。
  • 10分で日当払うと言っている事業者に直接連絡して「おかしいのではないか」と告げたら「どこにそんな決まりがあるねん」と言ってキレられた。
  • 昼御飯だけでも、とうたっている事業所は、日当は出していないと思う。
  • いや、出しているだろう。でないと支援費がおりない。
  • 最低でも一月3,000円の工賃となることを求められている。

<近況報告・お知らせ>

  • メンバーが所有するガレージを見学に行った。何かできればと思う。
  • レインボーフェスタのお知らせ。3/18河内長野、4/1又は4/8助松駅前のコンビニにて。
  • メンバー同士が九州で合流。障害を才能に開花させたい。一個団体では無理なので連携が必要などの意見交換をしながら4時間しゃべった。


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