「困り感のある子・人にどう寄り添うか〜具体的な手立てを考えよう〜」を開催しました!
令和3年9月19日は、ばんぜんの会セミナーVol.6
『困り感のある子・人にどう寄り添うか〜具体的な手立てを考えよう〜』
でした!
講師は、当会のメンバーで特別支援教育士の岡田エツコ氏。
このセミナーにおいて困り感のある子・人とは、行動面や対人コミュニケーション等で何かしら困っていると感じており、その困り感の背景に、発達障害特性があると感じている人を指します。
20名の参加をいただき、9名の方が次の通りアンケートにご回答くださいました。
【職業・資格】
カウンセラー、一般社団法人、作業療法士、ガイドヘルパー、パソコン講師
【受講の経緯(抜粋)】
- ばんぜんの会からの案内で受講させていただきました。
- 受講生さんに、障がいを持った方がいらっしゃいます。彼らにどのように対応していったらよいのか、講師も受講生さんにとっても、選択肢が増えたら良いなという気持ちで受講希望しました。
- 子供がグレーに近い白…との診断を受けた事があり、友人にこんなセミナーがあるよ、と紹介してもらいました。
【受講した感想】
- うちの軽度の自閉症も、一見すると、サボっている、だらしない、わがままと思われがちですが、実は本人が1番困ってるのかもしれないと言う、視点を忘れてはいけないと思います。
- 私の高次脳機能障害と発達障害の障害特性が似通っている部分がありますので、勉強になりました。
- コミュニケーション力が課題である昨今では、感情のチームワーク作りが大切かと思いました。(ルール作りとか、先に伝えておくとか)
- 勇気もいることだと思いますが、外からは見えにくい困り感に気付いていけるようになればいいと思いました。自分を理解してくれる人、理解しようとしてくれる人を探すのと同時に、自分が理解できる側の人になれればとも思いました。
- 実例や対処のしかたなど参考になりました。
- 岡田先生、今日はありがとうございました。具体的な人物像を設定頂いたことで「この人、身近にいるいる!」と考えながらお話をお聞きしました。コミュニケーションが一方的な人、意思疎通の難しさを感じている人、それが原因で引きこもりになっている人、そのご家族等、支援が必要なのに受けられない方がたくさんいらっしゃると思います。今後、そのような方たちの少しでもお力になるのにはどうすればよいか、日々悩んでおりますが、今後ともご指導いただければ光栄です。ご紹介頂いた書籍、早速読んでみたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
- 有意義なお話をありがとうございました。講師の先生が伝えたいと思われていることがたくさんあってそのキーワードが随所に出ていたように思います。これからお話のメモを振り返りながらいろいろ検索して自分なりに調べていこうと考えています。
- 本日はありがとうございました。私は発達障害についてなどについて学んだことは無く、自分の感覚だけで、コミュニケーションをとってきました。それが、彼らにとって良い対応だったのか自信がありませんでしたが、今日のセミナーに参加して、方向性は間違っていなかったのかなと思えてきました。同時に、やっぱりもっと理解していきたいと思いましたし、私だけでなく、他の社員にもこういったセミナーに参加したよという話をすることで、救われる人もたくさんいるのではないかなと思いました。
また、スケジュールが合いましたら、受講を希望します。
会のHPをチェックしていればよろしいでしょうか。
ありがとうございました。 - もう少し、たくさんの意見が聞きたかったです。
【今後取り上げてほしいテーマ】
- ①生活保護(障がい者、高齢者)
②福祉事業の立ち上げ方、支援
③福祉事業者の連携について(特に福祉x福祉) - 高次脳機能障害、発達障害、アスペルガー症候群
- 心理学
- 子どもが専門学校に進学したもののうまく単位が取れず卒業が危うい状況になりつつあります。担当医からも就活でつまずくだろうといわれているので、何か就活に関するセミナーを企画していただけると嬉しいです。
- 反抗期、思春期、グレーゾーンについて取り上げていただきたいです。
2時間を超えるセミナーであったにもかかわらず「もう少したくさんの意見が聞きたかった」という感想があるということは、それだけ参加者の方の意識が高く、講師のお話に意義があったということだと思います。
また来月も頑張りましょー。