第36回ばんぜんの会は「タンゴセラピーと介護の魅力」を開催します。
第36回ばんぜんの会は、オープンセミナーです。
前半は、介護福祉士の寺西紘一氏による、「介護の魅力」。
介護や福祉に関するニーズは多いのに、介護職やボランティアのなり手がなかなか増えない現状をふまえ、「介護職やボランティアは魅力ある仕事」というお話です。
後半は、タンゴセラピストの副島七英氏による「タンゴセラピー」体験。
「タンゴセラピー」とは、アルゼンチンタンゴの音楽やステップを使い、楽しみながら体を動かすセラピーです。
次の3つの重要な要素を持ちます。
①音楽‥音楽自体のリラックス効果に加えて、リズムに合わせて呼吸することで、神経伝達物質「セロトニン」の効果として心の安定がはかれます。また、高齢の方には昔良く聴いたという方も多く回想効果も期待できます。
②歩き‥立てる方には、立っていただき、時にはタンゴの後ろ歩きも取り入れます。自律神経のバランスをとるだけでなく、音楽+歩行を同時に行うことで、脳が刺激され活性化されます。
③抱擁‥抱擁(アブラッソ=ハグ)することや手や体で触れ合うことで「オキシトシンホルモン(別名:愛情ホルモン)の分泌を促し、心身ともに健康増進をはかります。
タンゴセラピーは、医療施設でのリハビリだけでなく、様々な介護施設や、救護施設等で活用されています。また、受ける利用者側だけでなく、提供する側(セラピストやボランティア)にも効果効能があるのも特徴です。
副島さんと寺西さんは、タンゴセラピー活動を通じて、孤独を感じる人を減らし、安心して暮らせる社会を作るための地域交流・多世代交流の推進につなげたいと願っています。
興味ある方はぜひご参加ください。
~イベント詳細~
日 時:平成30年8月21日(火)18時30分〜19時30分
場 所:大阪市西区 阿波座1−6−1 MID西本町ビル 8F
アワハウス本社 会議室
講 師:寺西紘一(介護福祉士)
副島七英(日本タンゴセラピー協会認定セラピスト)
参加費:無料
お問い合わせ、お申し込みはこちらよりお願いします。