今週のゲストは中尾太郎さんです!

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孤独死と死亡届
今週のゲストは中尾太郎さんです!


5月9日 水曜日 夜10時
私のラジオ番組「GBのワシにも言わせろ!」に、中尾法律事務所の中尾太郎さんが登場します。

弁護士である中尾さんが先日、地域包括支援センターで講演した時のこと。
受講者側から「自宅で亡くなった高齢者の方が、親族とも疎遠だった場合に死亡届が出せず、役所も非常に困っている」という話がありました。
人が亡くなったときに、その死亡の届出は法で定められた人しかできませんが、法定の届出義務者となる人がそばにおらず、連絡も取れないため、お役所が大変困ってしまう事例があるというのです。


死亡届が出されなければ火葬許可証も下りず、遺体はいつまでも火葬されないままになってしまうのでしょうか?
実際は、そのようなことにはならないのですが、市町村長の職権による戸籍への死亡の記載や、死亡の届出がなされない状況での火葬は、行政側の事務手続きが煩雑になってしまう(中尾さんの言葉を借りると“面倒くさい”)ということなのでしょう。
※ここのくだりは、えーけんの気まぐれによる突然のツッコミに対し、中尾さんがうろ覚えの記憶で対応してくれたことなので、ご参考程度にお聴きください。


上記のような困った状態になることを避けるため、有効となりえる手段として、「死後事務委任契約」及び「任意後見契約」があるということを、中尾さんにお話しいただきました。
実は、こういった制度があることは施設介護の現場の方たちにほとんど知られていないといいます。
知らなければ、その制度を利用するかしないかといった判断の俎上にも上らないわけですから、少しでも認知してもらい、うまく専門家をつかってもらいたいなあと思います。 


今回のお話は、お役所もしくは施設関係者の労力削減という目線であり、決してお年寄りが生前受ける恩恵に関するお話ではないかもしれませんが、自身が死亡した後や認知症により判断能力を失った後のことを考えておくのは、自身の幸せの一つの形なのではないかと思いました。
「死後事務委任契約」も「任意後見契約」も、認知症になる前の判断能力があるうちに本人自らやっておくことのできる対策ですよー。


中尾さんと下ネタで盛り上がりたいのをグッとこらえて真面目な話をしている様子は、5月9日(水)夜10時からの「GBのワシにも言わせろ!」でお楽しみください。
ラジオを聴くにはこちら↓の関西チャンネルの再生ボタンをクリック。
http://www.yumenotane.jp/now-playing


「GBのワシにも言わせろ!」は、
行政書士業務や高齢者支援業務を通じて、全世代の幸せを願う竹中永健が、夢を追う人を全力で応援するラジオ番組です。


株式会社ばんぜんのホームページでもラジオのことを紹介しています、ぜひご覧ください。
http://banzen.jp/index.php?radio


あなたもラジオに出てみませんか?
「ラジオなら、けっこう伝わるあなたの想い PV」(59秒)はこちら↓
https://youtu.be/LSpAvh1MHdE







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